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🎤嗚呼!花の学生寮!寮祭 Part1🌺【センチメンタル山男/アカペラ♪】

 20, 2016 11:44
DSCN9605.jpg


この記事は 小説ではありません。

全て、今となれば懐かしき、私の青春時代に体験した
寮生活の1ページです。

初めての方は、宜しければ、お時間あるときにでも、
この章をお読みになる前、或いは後にでも、
この🌺のマークの付いた、過去の記事もお読みいただけたら、

1970年代、昭和40年代の、その当時と言えど、時代錯誤も甚だしき、
ある男子学生寮の華々しき日々を より豊かに思い描き、
楽しんで頂けるかと思います。




嗚呼!花の学生寮!寮祭 Part1


時は1972年、昭和47年、春、
大都会東京の片隅にある、とある男子学生寮の食堂ーーーー


自己紹介に始まり、細々とした寮の規則を、
繰り返し、繰り返し叩き込まれ、喉も枯れ、

軍歌のぐの字も歌ったことのなかった新寮生でさえも、
毎夜の鬼のような歌唱指導の成果が見え始めた頃、、、、




入寮約1ヶ月後。

この寮で「寮祭」と呼ばれている
「新寮生歓迎コンパ」なるものが開かれ ました。


「歓迎コンパ!」

なんという 楽しげな、
これから始まる宴に、
期待を持たせるような響きでしょう!


それなりに、もてなしてもらえるのかな〜?

連日連夜の、あの指導は今夜の飲み会のためにあったんだ。

と思っていた新寮生にとっては、



それは、とんでもない誤算でした。σ(^_^;)


「寮祭」当日、食堂にある6つの大きなテーブルの上には、

ビール瓶と一升瓶がずらりと並び、
たくさんのおつまみと料理が用意されていました。

そして、各席には、割り箸とコカコーラの紙コップ〔大〕が、
置かれていました。

(昭和47年当時のコカコーラの大コップは、かなり大きい
ものだったと思います。)




全員が割り当てられたテーブルに着席すると、

「今から恒例の新入生歓迎コンパを開きます!」

という幹事の挨拶で、「寮祭」は始まりました。


「ウォーッ!」という歓声と、

大きな拍手が上級生の間から沸き起こり、

(飲む前から、この盛り上がりようは、
いったい何なんだ??)

新寮生たちも、つられて手をたたいていました。



これから、何が起こるとも知らず、、、





「それでは、乾杯!」

「かんぱーい!」

皆がいっせいに、紙コップをささげて、ビールを飲み、、、



と、その途端、各テーブルの上級生たちが
いっせいに立ち上りました。

そして、新寮生たちに、ビールをついで回り始めたのです。




例の「娯楽室」で叩き込まれた注意事項の中に、


『寮祭で先輩から酒を勧められたら、
必ず自分のコップの酒を飲み干してから受けること。』

というのがありました。


教わったとおり、あわてて残りのビールを飲み干して、
コップを両手で持って差し出すと、


普段恐ろしい先輩が、

「がんばれよー。」と、

笑いながらビールを注いでくれるのですが、、、

その直ぐ後ろには、次の先輩が、
これまた、ビールビン片手に、

妙にニコニコしながら、
待っているのです。


「いただきますッ!」

と言っては、ビールを一気に飲み干していると、

あっという間に、たくさんあったビール瓶は
みんな空に、、、



「それじゃあ、新寮生! 自己紹介と歌いってみようか〜!」

幹事の声に、101号室の新寮生から順に、

大声で自己紹介をした後、軍歌を一曲づつ歌い出したのですが、、、


その間、先輩達は、今度は一升瓶を持って

新寮生の間を回り続けているので、


目の前の紙コップにあふれるほどの酒を

次々に飲み干さなければならないのです。


新寮生は、顔を真っ赤にして、身体を反り返らせ、

次々に軍歌を歌い続け、

中には、歌詞を忘れたのか、ほとんどやけくそと

いうくらいの勢いで、

出だしばかりを、メドレーで、がなりたおす者まで出てきて、

案外それがうけたりして、、、



私の番が回ってきたときには、
「加藤隼戦闘隊」の歌を、大声で歌った記憶があります。



しかし、次から次にコップ酒をあおるにも限界があるわけで、

こうなったらどうにでもなれと、

くらくらする頭で考えながら、

必死で飲み続けるうち、、、


突然、胃の中の酒が逆流しそうになり、

「失礼しますッ!」と叫んで、

トイレに向かって猛ダッシュ。



トイレのドアを開けると、

すでに新寮生数人が、蛇口が10くらい並んだ、
長ーい洗面台に首を突っ込んで、

みんなで、ゲーゲー吐いていて、

その隣に滑り込んだ途端、
胃の中のものが一気にドバーッっと!



洗面台の中は、すでに皆が吐いたゲロが詰まって、
半分ほど溜まってしまっており、

その悪臭をかいだ途端、また力いっぱい吐くという悪循環。



30数名いる上級生すべてが一巡するだけでも、
コップ30杯以上の酒を一気飲みしなければいけないわけで、

まあ、そんなことは出来るはずもなく、
とにかく酒を胃の中に流し込んだら、

即、トイレに走って吐くという作業の繰り返しで、、、




そのうち、トイレまでたどりつけずに、
廊下でうずくまって吐く者、


勢いよくドアを開けて走り出てきたかと思うと、

廊下に吐いてあった、その反吐に滑って、
ズデンとひっくり返り、

そのとたんにまた吐いて、そこいら中、
反吐だらけにしてうめいている者、



いやはや、汚いのなんのって!───O(≧∇≦)O────



沈没した新寮生は、2年生によって、
かつぎ出され、自分の部屋に放り込まれるのですが、


寮祭が始まる前に、新寮生は全員、
部屋の床と自分のベッドの上に

新聞紙を引きつめておくように指示されていたのは、

こういうことだったんですね〜😅


「歓迎コンパ」という響きに、
一瞬でも淡い期待を抱いたのは、

大きな大きな間違いであったと、
新寮生の誰もが悟った夜でした。(−_−;)


続く、、、


今日の歌は、この寮の先輩に教わった歌です。


「センチメンタル山男」



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